_trip 2度目の台湾 2日目

06年11月18日「台北ビエンナーレ」

今回の旅行で唯一の一日台北フリータイム。
特に行き先は決めていなかったが
行きのEVAで読んだ機内誌で「台北ビエンナーレ」を
やっているようなことを書いていたので友達に調べてもらうと
今、台北市立美術館で開催中の模様というわけで行ってきた。

何が素晴らしいって、入場料。たった30元。
日本円で100円ちょっと。安すぎる。
日本の美術館では100円ごときでは常設展も見られないのに。
それに去年行った「横浜トリエンナーレ」の入場料は
2,400円ぐらいした記憶が。
文化事業はこうでなくちゃいけない。

100円だからと言っても決してしょぼいわけではなく
世界中から気鋭の作家が集まってきている。
気になる作品もいくつかあって、
ひとつは台湾の作家、ひとつは日本の作家だった。
私はアートのことなどさっぱり分かっていないけど
こういうイベントは感覚で楽しめて気楽だし
いろんな趣味の人が集まってきているから楽しい。

ミュージアムショップで気になっていた現地ミニコミ『MOGU』も購入。


続いて行ったのはTOWER RECORD…のはずが
予め調べていた場所には影形もなく、
仕方なくROSE RECORDへ。
本当は「この国で一番カッコイイ音楽を紹介してくれ」という
かつての同僚Mさんが韓国でやったというやつを
私も台湾でやろうかと思っていたのにいきなり作戦失敗。
ROSE RECORDは比較的人気者を集めているようなラインアップだったから。
そこで蘇打緑(ソーダグリーン)の新アルバム『小宇宙』と
『カーズ(汽車總動員)』の中国語吹替版入りDVDを購入。

店を出ると軽く雨が降っていたけど傘も差さずに
誠品書店へ走り込む。
台湾で有名な24時間営業のでかい本屋。
座り読みOKという、あの。
台湾は現地で出版されている本や雑誌はもちろん、
日本で出版されているもの、あるいはその中国語版、
アメリカやヨーロッパで出版されているとおもわれるものと
とにかく豊富で、人口1人あたりの出版物の量が
世界一と言われるのも納得。
いろいろと雑誌を見て回ったが、日本語の雑誌は当然
日本で買った方が安いし、中国語の雑誌でもこれと言って
惹かれるものはなかったので、購入は見送り。
その代わり、1Fあたりにあったデザインフロアで
かっこいいお兄さんがいる店を発見、腕時計を1つ買った。
先方は中国語(と英語も?)、私は日本語のみの会話で
円満に購入まで至れたのは愛の力、です(バカ)。

書店を出ると外はすっかり暗くて
でもきっと台湾の人からすれば、
「楽しいのはこれから!」な 時間なのだろうけど、
鳥目の私は暗くなると 視界が悪くてなんとなくイヤなのでそのまま帰宅。

ほんとに、特別何をしたってわけでもない1日だったけど
こういう日本と何一つ変わらぬ過ごし方をしたかったから満足。
友達んち家の近所の景美夜市で買った水餃&鍋貼(焼餃子)も安くて旨くて満足。

近々台湾に行く機会があれば是非「台北ビエンナーレ」へ。


●台北市立美術館

●誠品書店

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