_book 『漢方おみやげ案内』

一緒に中国旅行に行く友達が
こんな本を買ってきた。



『漢方おみやげ案内』。

漢方と言っても、漢方薬局で売られている
マジな漢方の解説が載っているわけではなく、
いわゆる街のコンビニや薬局で気軽に手に入る
日常的な医薬品や化粧品のうち、
著者が使ってみて良かったというものを選んで
紹介してくれているのだ。

私も昨秋中国に行ったときに
あまりの寒さと疲れで風邪をひいた。
そんなときに限って単独行動dayで
一人で万里の長城に行った帰りに
(帰りの列車の中で急激に体調が悪くなった)
ゲストハウス近くの薬局で薬を買ったことがある。
凄まじいジェスチャーで
頭を押さえながら「痛(トン)痛=痛い」と連呼し、
喉をガラガラいわせてみたり、
額に手を置いて「非常熱(フェイチャンルウ)=めちゃ熱い」、
あとは「感冒(ガンマオ)=風邪」…。
気迫だけでなんとか通じさせた結果
なんとか購入した薬だったけれど
中国なだけにちょっと怖かった覚えがある。
ちょうど中国製の咳止めで人がたくさん死んだニュースが
報じられていた時期だったから。
でも体調悪いし、治したいし、飲んだ。
でもどうともならなかった。
中国なだけにものすごく効きそうな気もしていた。

でもこの本があれば大丈夫!
ほとんど美容系の何かとか湿布とかかゆみどめとかばかりで
マジな「薬」はほとんど載ってないんだけれど。

そこで思い出した、これ。



以前、中国語の先生にもらった「美容蜜」。
ただ、もらったは良かったけど
見た目の作りのちゃちさとあまりの怪しさで
使うのをためらっていた。
でもこの本の一番最初に
これと同じもの(蓋の色は違うけど)が!
結構良いものらしい。

手のひらを返したように
使い始めましたよ、「高級神奇美容蜜」。
お土産としてもとても有名なものらしい。
そんな心配するようなことでもなかった。
ごめんなさい、静先生。


この本を読む限り、
安いけどとても良さそうなものがいっぱいある。
12月に中国に行くときは
いろいろ買いだめて帰ってこようと友達と計画中。


●楊さちこ『漢方おみやげ案内』
 1,470円/ユウメディア

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