_trip ヴェムバナード湖での過ごし方('11年01月南インド旅3日目)

南インド・ケーララ(Kerala)州アレッピー(Allepey)の
バックウォーターツアーに出発したわけですけれども
船の上でどう過ごすのかってな話を少々。





ヴェンバナード(Vembanado)湖に浮かぶハウスボート。
いろんなデザインのハウスボートが浮いてますが
外から見た感じはだいたいこういう雰囲気。
出発する埠頭付近は船の大渋滞が起きてるほどなのだけど
少し離れるとゆったりとしたもので
遠くに行けば行くほど周囲に一艘も見えないことも
あるほど「われらの湖」状態となります。

ハウスボートに乗り込んだらまずこんなサービス。



ウェルカムドリンクに冷えたライムジュースを。
1月だけれどもかなり暑いのでこれはありがたや。
ポカリスエットみたいな味。



湖上にはこういう、浮き草の集合体みたいなのが
ちょいちょい浮いていて流れていて、
風流にときどき花とかも咲いています。

動き出してしばしすると念願のランチタイム。
本当なら正午には船に乗り込んでるはずが
アレッピーの街でのんびりしすぎて
かなり遅めのお昼ごはんとなりました。

ランチはもちろん…



カレーだよ!!

ちなみにインドに着いてから毎食カレーです。
インドカレーが好きな人はご存知かと思いますが
こちらのカレーは1日も2日も煮込んで作る系じゃなくて
素材にあわせてスパイスを調合してさっさと作ります。
私たちは全部総称してカレーというけれど
現地の人にしてみれば一つ一つ違う料理なわけで。
わしにしてみたら全部カレーなんだけれどね。

日本で食べるカレーと絶対的に違うポイントは
こっちで食べるカレーは全部冷たいということ。
冷たいというか、冷めてるという方が正しいかもね。
暑い国だからわざと冷めたのを食べてるのかと思ったら
そうそう、違うのですよね、現地の人は
カレーを手で直接食べるのです。スプーンは基本使いません。
(ガイドさんはちょいちょいスプーン使ってたけど。)
なので必然的にある程度冷めてないと食べられないわけ。
だから時間をかけて煮込んだりはしないものの
冷めるのを待たないといけないからそれなりに時間がかかると。

ちなみにこちらで食べるごはん(米)には2タイプあって
いわゆるインド米としての代表的にイメージされる
細長い米(独特の臭いがある)と
一粒ひと粒がぶっくりとして大粒タイプの米がありました。
(船の上のごはんは全部後者。)
両方とも共通してるのはねばりはなくてぱらぱらなこと。



湖の周辺には普通に人々の営みがあります。
それを船の上から眺めるという感じ。
なんか上から目線で見てる気がして気が引けて
手を振ったり、写真を撮ったりできなかったのだけど
でも住んでる人もこの状態にもう慣れているのか
我関せずという感じで、それぞれマイペースに
自分のやるべき仕事をこなしているという感じ。



川で洗濯してたり、
湖は生活の水として生かされています。




なにせ延々とこういう風景が続くだけだし
特にやることもないのでだんだん退屈に。
途中どこかに停泊したりしないのかと聞いたら
希望があれば近くの店に寄ってあげるよとのこと。
迷わずお願いすることにしました。



岸に着くと1軒のちいさななんでも屋さん。
そのとなりには…



なんでかCDショップが。
あったのはこの2軒だけ。
普通にここらへんに住んでる人たちの店って感じ。
おみやげ店とかは特になし。
もちろん私たちと同じような観光客もたんまりいたけど。



店先には湖で獲ってきたと思われるカニやら魚やらが
そのまま売られております。
ここで好きな材料を買って船に持ち込めば
それを使って料理を作ってもらうことも可能。
あ、もちろん買わなくても普通にごはんは出てくるので
一品増えるという感覚ね。
われらがガイド、ビルさんも謎の魚を一匹購入、
私たちの晩ごはんのおかず用に提供、サンキュー。



ほかのハウスボートに乗ってた子どもたち。
インド人の子どもって目が大きくて
顔立ちがきれい。マジで、全員、かわいい。
ブサイクが存在しない。
向こうからしてみたら典型的日本人のわしなんて
同じ人間に見えてないかもしれないな。
あんなに目が細くてちゃんと見えてるの?
あんなに黄色い皮膚の人がいるの?
あんなに平面的な顔なんてあり得るの?てなもんで。
お嬢ちゃんたち、わしもあなたと同じ人類ですよー。

こういうのに乗ってるのは外国人ばかりかと思ったら
全然そうではなくて、インド人もかなり多い。
聞くと、ハネムーンとか会社の慰安旅行とか
家族旅行とかでよく使われてるんやって。
お金持ちの家ならメイドさんも一緒に連れてくる。
だからなのだね、ちょいちょい色んな船を観察するだに
あきらかにおっさんしか乗ってない船とかもあって
そういうのは会社の旅行だったりするのだろうね。

さて再び出発。
昼ごはんを食べて久しからずというのに
おやつの時間と相成りました。
インドは英国領だったこともあるのか
アフタヌーンティーの時間がちゃんと存在してるのだ。


インド名物チャイ(甘さがわし好み!!!!)と
バナナのフリッター(もちろんスパイス味)。
カレーはあんなに冷め冷めなのに
チャイはすさまじくあつあつ。
このポットの機能がすごいのか、結構な時間熱さキープ。

退屈と思われていたハウスボートの旅だけれど
この、ただただ水辺に浮かんで何もしないというのが
ものすごく贅沢な時間に思えてきます。
天気もいいし、気温は高いけど湿度低いから過ごしやすいし、
旅のメンバーは私ふくめ全員0型でケセラセラな人たち揃い、
懸念事項が何もないノーストレスの船の旅。

絵はがきを書いたり、旅日記を書いたり、
ガイドさんにインドの習慣について話を聞いたり、
至福。まさに至福の時間。なんてすてきなんだ。

でももっと素晴らしい時間が、
このあとやってくるのですけれど。

つづく

(南インド旅一つ前の記事はこちら

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