_trip おひとり様のビクトリアピーク('13年11月マカオ香港旅)

11月18日(一)

APMを出て、
そうだビクトリアピークに行こうと思い立った。
時間を調べたら、営業は23時までの模様。

今は20時半すぎ。…間に合う!(たぶん!)

觀塘駅から觀塘線に乗って油塘駅まで行き、
そこで将軍澳線に乗り換えて北角駅へ、
さらに港島線に乗り換えて中環駅までたどり着いた。
そこからスターフェリーののりばに移動。
その近くにあるバスターミナルから
バスに乗ってピークトラムののりばへ向かう。
…の前に、SUBWAYで適当にサンドイッチを購入、
これは晩ご飯にして山頂で食べよう。

15Cのバスに乗り込んだ。
もう21時を過ぎてこんな時間から
ビクトリアピークに向かう人などごくわずか。







ちょっと寒かったけれどせっかくなので
オープンエアの2Fシートに。
有名な高層ビルの間をぐんぐん抜けていく。

ピークトラムののりばでチケットを購入して
いざ山頂へ!



ビクトリアピークに行くのは
F4コンサートを観に初めて香港に来たとき以来。
あれが2006年の春だったからもう7年半も前か。
あのときは香港滞在中ずっとじめじめとした曇天or小雨で
ビクトリアピークからの見た香港市街地には
厚いもやが立ちこめて景色どころじゃなかった。
今日は天気もいいし、確実にきれいな夜景が見られるはず。



見えた!!
これですか、100万ドルと言われる夜景は。
確かにすっごくきれいですこと。
もっときれいかと思ったけど(妄想膨らませすぎ)
まあ実際はこんなもんよ。
人工的な明かりだけれども、きれいね。ほんとに。



展望台にごった返す人、人、人。
その様子込みの夜景を眺めながらサンドイッチをばくばく。
なんたる贅沢。オープンエア席、絶景を眼下にディナー。
SUBWAYのお兄さんがめっちゃ適当にぎゅーぎゅー挟んでくれた
サンドイッチもすばらしくおいしく感じますとも。

サンドイッチディナーを終えて、
ピークをひと通り散策、
一人で来てるやつなんて基本いないので
ものすごく不審がられている(特にちょっと離れたところで
いちゃついてるカップルどもに)のがなんとなく分かる。
そんなこともはや気にもならんわ。
ひとり見たってきれいなもんはきれいだ。



近くにいた兄さんに頼んで記念撮影。
ここに至っても「まさか一人で来たの?」な雰囲気。
山頂は少し肌寒く、持ってたガーゼブランケットを
マントのように巻いてたから余計に不審がられた。

実はこの写真、もう3人目ぐらいに撮ってもらったもの。
なにせ暗いのでみんな撮影をミスりよんねん。
ぼけぼけに撮りよんねん。
明らかに面倒臭い雰囲気醸し出されてるのに
「もう一回」と言いづらく、
時間をあけてまた別の人に頼むを繰り返しやっと成功。

帰りは山頂からバスで一気に下って
再びスターフェリーのりばへ。
MTRで帰った方が早いけど
せっかくなのでスターフェリーで。







おっちゃんのこの制服の上着、かわいいからほしい!
どうしたら手に入りますか? いくらしますか?
(聞きたかったけどめちゃ話しかけづらい空気だった。)





対岸に到着、そこからの夜景もまた格別。
相変わらずビルの密度がすごいわね、香港。
林立とはまさにこういう状況だわね。

ホテルに帰った後、改めて今日一緒にごはんを
食べる予定だった友達にお詫びのメールをしつつ、
ビクトリアピークに行ってきたことを報告したら
「本当は一緒に行こうと思ってたのに」って。
ちゃんと計画立ててくれてたのにほんとにごめん。


今日思ったこと。
香港人の友達はみな私が晩ご飯を食べたかどうか
すごく気にしてくれる。
ビクトリアピークに向かう途中も
「ちゃんと食べたの?」
「一人で大丈夫?」
「ビクトリアピーク行くのはいいけどまず晩ご飯!!!」
ととにかくわしがご飯を気にしてくれるのだ。
SHOWさんのサイン会を並んでるときだって
「おなか空いてない?」ってわざわざお菓子を持って
戻ってきてくれた友達もいたし。

中華圏の人は本当に「ごはん」を大事にするよね。
忙しくてもごはんの時間にはごはんを食べる、
それは台湾の友達もそう。
マカオでも行列おかまいなしに
郵便局員が昼飯に行ってしまったし。
「ご飯なんてあとでもいいやん」と
私は思ってしまいがちだけれども。
食べることがなにより大事、きっとそれは正しい。

つづく

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