_trip 旅のはじまりは昼飯ハシゴから('15年5月台湾旅)

5月15號(五)

やってまいりました、もう十何度目かの台湾。
この1カ月余り、GWも返上して
仕事と実家の野良仕事に打ち込んだぶん、
今日から6日間おもっくそ楽しんでやるんだからね!!!

Peachの朝便のタイムスケジュールが遅くなり
地下鉄の始発でもチェックインに間に合うようになった分、
現地到着時間も遅くなって
台北の定宿に到着したのは13時前だった。

共用スペースでのんびり荷物を整理しながら
すでに前日入りしていたきよんとLに
台北到着をLINEで知らせたところ
もう昼過ぎだというのに飯も食わずに
暑さにやられてへべれけになっている様子だった。
彼女らとは明日からの合流の予定だったけれど
4時ぐらいまでなら時間があるとのことゆえに
それなら一緒に昼飯をと誘い出した。

3人でバスに乗って向かったのは民生社區。
今日のランチはここで涼麺を食べると決めていた。



富錦街、いつものことながら風情がよろしおまんなあ。
さーらばいばいさーらばい♪を思い出す緑のトンネル、
閑静な住宅街には近頃おしゃなショップが増えている。
それはさておき、我らが真っ先に目指したのは小さな食堂。

こちら、戴家涼麵。





時間はすでに14時を回ってランチタイムも落ち着いた頃。
それでもお客さんは內用、外帶と途切れずにやって来る。
多くの目当ては店名にもある涼麵(リァンミェン)。


メニューには肉醬と麻醬の2種類があり
3人いるので肉醬1つ、麻醬2つをオーダーしたけれど
残念ながら肉醬はすでに売り切れとなっていた。
ほほう、そんなに人気なんですかいな。
のちに立ち寄った近所のセレクトショップのオーナーさん曰く
とっても人気の店ゆえに早く行かないとすぐ売り切れるとのこと。
肉醬は特に人気なのであろう。肉味噌的なものと勝手に想像。


麻醬3つにチェンジして注文、あっという間に運ばれてきた。



ビジュアルだけですでに旨そう。
麻醬、つまりはゴマだれ。
ゴマだれにまずいやつなんかない。
麺はやや硬めの細麺、上には濃厚なゴマだれ、
麺の下にはしょう油ベースの別のタレがたまってて
和えながら食べる…うううううまい。
お子ちゃま味覚のわし的には
麺はもうちょっとソフトでもいいぐらいだけれど
誰が気に入ってたって同行した二人の友人。
感動的に旨かったらしく、
Lに至ってはその後至る所で涼麵を食べようとしていたほど。

ここからすぐ近所に水餃子が旨い店もあるので
せっかく3人いるしハシゴしようと
「小」を注文したけれど、
「大」でもきっとぺろりなハマりよう。

きよんは仕事で2回台湾に来ていて
今回初めてのプライベート(ちょびっと仕事)、
Lは初台湾、そんな二人が喜んでくれたなら
わしも半ば無理矢理連れてきた甲斐ありってなもん。

麻醬涼麵45元(約180円…って円安でもまだまだ安!!!)也。


友人同行旅は写真を撮ってもらえるのがなにげに嬉しい。

続いてやってきたのが青島水餃。
戴家涼麵の交差点の斜め前。



暑さにやられて食欲ないと言うてた二人も
旨ウマ涼麵で息を吹き返し、たんと注文。





水餃子、酸辣湯の黄金コンビに
キャベツのニンニク炒めもプラス。
あちあちの水餃子をほうほう言いながら食べるのが良い。
皮がやや厚めで、具材は肉感より野菜感の方が強い。
酸辣湯は台湾にしては酢の酸っぱさは控えめで
辛みの方が立っている。きよんもわしも酢多めのが好みゆえ
どばっと酢を足して好みの味に(Lに無断で勝手に)調整。
得てして女子は酸っぱいのん方が好きよね。

鮮肉水餃20粒 140元
酸辣湯(中) 50元
現炒青菜 80元

…満腹。

シェアできるってなんて素晴らしい!!
一人で来てたらおそらく涼麵(せめて大)だけで
終わってたよありがとう。

それから富錦街沿いのおしゃれ店を見て回り
時間までお茶でもしようとカフェにピットイン。
中途半端なすてきカフェに行くならば
思いっきりいいカフェに行こうと
前回の旅でも来た、Fujin Tree 353 CAFEへ。

店内はすでに満席でテラス席へ。
そしてここに来たからにはもう腹を括って
前回も注文した馬克波羅奶茶(マルコポーロミルクティー)をば。



来た来た、
再びお目見えのケメックスのコーヒーサーバー。
値段は2年前と変わらず220元…なんだけれども
日本円が下がりに下がって880円也!!!! 
2年前と比べたら100円弱上がっている。んがー!!!

こんなに高いのに、こんなに高いのに、
店はお客さんでいっぱいだなんて、
みんな金持ってるね、お金持ちだね。
高級住宅街やしね、そりゃね、そりゃそうよね。
ちなみに友人二人が注文した
美式咖啡・冰的(アイスアメリカーノ)は140元(約560円)。

ただ、高い分ミルクティー自体は香りがほの甘くて
ミルク感も濃厚でとってもおいしい。
たっぷり入ってるしね。

その後、あっという間に二人は時間切れになって
自分たちの宿へと帰っていったけれども
小市民ことわしは少しでも880円の元を取るべく
蚊に刺されながら一人テラスに居座った。

台湾人は日本みたいにささっと冷コー引っかけて
5分10分で店出る、みたいなことはきっとなくて
一旦席に着いたら最低でも1〜2時間は居ますよってな
所場代も飲み物の料金に含まれているから高いのだよね。

それにしても前に来てから1年しか経ってないのに
Fujinの新しいお店がいっぱいできててびっくり。
ビンテージ家具店に植物店、生活雑貨店など。
裏頂好がVVG村なら、富錦街はFujin村の様相。
しかもどれもとってもすてきに作ってある。
儲かってるんだなあ、いいなあ。(そこ? そこ!!)

つづく

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